NEC が主催の「OSS最新動向セミナー〜オープンソースソフトウェアが世の中を変える〜」が 1/16 に日本工業倶楽部で行われた。場所が、高貴な場所だったためスーツが多くギークは数えるくらいしか見かけなかった。
まず、NEC の伊久美功一氏が「NEC の OSS の取り組みについて」と題して挨拶があり、
などが説明された。
最近は、Redhat と MIRACLE Linux が中心で、OS 機能のミッションクリティカル性の強化を行っている。サポート・サービスにおいては、メール関連の保守を 2005年12月からスタートしたが、今後、"qmail", "Postfix", sendmail" の構築サービスも加わったことも述べられた。
次に、LPI Inc. の Jim Lacey 氏が「LPI Overview」と題して挨拶があり、
などが説明された。言いたいことは
などが目標だそうだ。
続いて、日本初講演となる UCLA の Paul Eggert 氏が「Cost is an Object: Origins an d Future of Free Software」と題した基調講演が行われた。敢えて、"OSS" ではなく "Free Software" と言葉を使っていた。
まず、ソフトウェア技術者のモチベーションや各カテゴリ毎の Google の hit 数をランキングにした「Google Game」などが述べられた。"Fairy Famous" のランキングでは、Alan Kay 氏より まつもとゆきひろ氏の方が hit数が高かいのは興味深いと言っていた。
次に、茨城大学 馬場肇氏が「『Namazu』誕生前後を振りかえる」と題した講演が行われ、
などが述べられた。
手軽に使えて大学の卒業研究にちょうど良いサイズの "Namazu" のコードと Namazu が誕生した前後にサーチエンジンや日本語の全文検索システムの創生期だったことも Namazu にとってはタイミングが良かったようだ。開発体制も高林氏から CVS による共同開発体制に上手に移行し成功していること、勿論、共同開発体制でのデメリットもあると思うが Namazu の場合は上手く機能しているという。今後の残る課題として、"UTF-8" 対応などが上げていた。
最後に、日本 Samba ユーザ会の小田切耕司氏が「事例にみるオープンソース『Samba』導入のメリット」と題した講演が行われ、
などが説明された。
内容は、どこでも使い回しをしている内容だと断りを入れていたが、スーツには適度の内容だったのではないだろうか?
最近の Samba の導入事例は
などの特徴があることが興味深い。
開発事例としては、早稲田大学の全システムを OS に MIRACLE LINUX を使用して NEC が国内最大規模のシステムを構築した他にもヤナセ、県立広島大学、青森市役所など事例が多数紹介されていた。