6/26 に「求められる人材とオープンソース」をテーマに第一回の『ITエンジニアシンポジウム』が日本電子専門学校で行われた。生憎の天気ということで参加者は 20名弱。但し、参加者ほとんどが高いモチベーションを持っているようだった。
プログラムは、まず びぎねっと の宮原徹氏による今回のテーマ「問題意識の共有」として日頃、自信の豊富な経験から得られる技術者のモチベーションのサーベーなどを引用しながらスケジュールの説明が話された。
続いて、ユニアデックス の松隈基至氏による「今求められるエンジニアとは?」の講演があった。まず、自信の簡単は経歴の後、ユニアデックスの会社概要、日本の ITエンジニアの現状の説明の後、最終的には「プロフェッショナル」をキーワードにユーザーに信頼されるエンジニアとはなんぞや という説明がされた。
次に、開催場所である日本電子専門学校の講師である小菅貴彦氏による「IT専門教育でのオープンソース活用と意義」と題して講演された。小菅氏は、最近は KNOPPIX 関係でホットな話題を提供している人でもある。講演では、オープンソース利用の利点や問題点、オープンソース技術者に必要なスキル、範囲、プログラミング、今後必要となりうる技術やスキルなどを説明した。
小菅氏の教育の取り組みは非常に基礎に重点をおいている所が特徴で、1〜2年前期で約 1,200題の課題を GUI は使わせず CUI でエディトやコンパイルを教えて、しっかり設定しなければならない所を教えている所である。更に、学生からの質問には教えて君向けの回答ではなく、回答へのプロセスを導かせる為のきっかけを与える教育の進め方が今の教育者に欠けているように感じ、素晴らしいと思った。
結果として、今年 3年の初年度で内定率が 80% と高い数字が企業の人にも認められたのではないでしょうか。とコメントしていた。
最後にパネルディスカッションとして、実際に企業向けのトレーナーをしているネットワンシステムズの宇山忠輝氏の「求められる人財とオープンソース」と題して前説の講演があった。宇山氏は今求められているエンジニアを「信頼が得られるエンジニア」として,
それには "資格" や "キャリア" を自信のこれまでの経歴を述べながら説明し、何を勉強し、スキルアップをすれば良いかを具体的に上げていた。
で、そのあと前講演者 3人を含めて会場の参加者を含めてのパネルディスカッションが行われた。パネルディスカッションでは、現状の企業あるいは教育の中での問題点やエンジニアとしてのあるべき姿などの議論がされた。結局、結論というものは最初から出すつもりはないと宮原氏の述べていたが
などがキーワードとして出ていたように思う。
今までもこのような「これからのエンジニアはどうあるべきか」というようなテーマのパネルディスカッションをいくつか参加したことがあるが、エンジニア同士のものがほとんどで、今回のような講師やトレーナーの人の話は初めてで非常に新鮮であった。